自治体の業務を支えるため、
次の一手を見据えた
インフラ構築を

インフラエンジニアINFRASTRUCTURE ENGINEER

小山 翔平

ネットワークソリューション部/2023年入社

大学時代にチームでIoTを開発したことから、ネットワークやサーバに興味を持ちインフラエンジニアの道を目指す。自治体という地域を支える組織のインフラ構築に携われること、裁量が大きく成長を実感できる環境であること、そして地元・群馬で働けることに魅力を感じてGCCに入社する。

機器の特徴を理解して、
正確かつスムーズに設計・構築を行う
インフラエンジニアとして、納品する機器の選定や設計、構築、ハードウェアの保守に携わっています。主に無線環境やサーバ・ネットワーク機器の構築を担当しており、上司がお客さまとすり合わせた方針に沿って、詳細に設計した上で構築しています。
同じ役割の機器であってもメーカーによって特徴が異なることが多く、メーカーに合わせた設定を求められることが難しさでもあり、面白さでもあります。効率的に作業を進めていくためにも、過去の検証結果を資料にまとめ、それぞれの特徴をすぐに把握できるよう努めています。たとえば、認証プロトコルを利用してネットワーク内のセキュリティを保つRADIUSサーバの案件に初めて携わった際は、理解を深めるためにも機能を一つひとつ分解し、設定画面のキャプチャを撮りながら手順をまとめました。この資料はグループ内に共有して別の案件でも活用し、検証時間の大幅な削減を達成できたことで、自分の経験値が会社の経験値になる喜びを味わいましたね。
「まずはやってみよう」という精神で、
大きな壁を乗り越える
特に印象的な案件は、現在の部署に配属されて初めて携わったLG系(※)無線化作業です。LAN配線をなくして端末の移動を容易にするとともに、RADIUS認証を用いてセキュリティを強固にするプロジェクトだったのですが、初めて触れる機器ばかりで本当に自分だけでできるのか不安でいっぱいでした。
とりあえず自分ができるところまで頑張ってみようと思い、まずはわからないことを細分化し、技術資料を読み込んで疑問点を解消。それぞれの機器への理解が深まり、検証のスピードも上がっていきました。基本を押さえられた後は「どのようにすれば構築や保守が行いやすいか」という、次の一手を考えた上での設計に挑戦。その結果、運用後の機器追加もスムーズに行えました。わからないことであっても「まずはやってみよう」という精神で、地道に調査しながら手を動かせば、必ず壁を乗り越えられると実感した案件でした。
※LG系……自治体の庁内ネットワークのこと。
先を見据えた設計ができるエンジニアになるため、
細やかな背景や意図まで理解したい
現在は検証や構築、機器の設置をメインに担当していますが、将来的には全体の設計もできるインフラエンジニアになることが目標です。そのためにも、ただ言われるままに構築するのではなく、なぜそのような全体設計になっているのかという視点を大切にして仕事に向き合っています。時には上司に「私としてはこうした方がいいと思うのですが、なぜこのような設計になっているのですか?」と、自分の意見を添えて質問することも。すると、自分の想像が及ばない先まで見据えた思想で設計されていることがわかり、とても勉強になりますね。一つひとつの案件でスキルやノウハウを獲得しながら、視座も高めていきたいと思います。
また、仮想基盤など、まだ案件としてあまり経験できていない技術の知識を増やし、上司や先輩の助けを得ずとも自ら構築できるようになりたいです。幅広いスキルを身につけるためにも、さまざまなプロジェクトに積極的にチャレンジしていきたいですね。

COLUMN

実際に機器に触れながら技術を学べる部門研修
入社1年目に受講するネットワークソリューション部の研修では、サーバやネットワーク機器、クライアントなどの幅広い知識をハンズオンで学べたのがよかったです。学生時代に触れたメーカーだけでなく、多種多様なメーカーの機器に触れながら学べたので、配属後にも抵抗なく仕事にあたることができました。また、全体研修では同期の仕事内容を聞いたり、成長している姿を見たりできたので、自分ももっと頑張ろうと刺激を受けました。

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